2011年5月31日火曜日

グリーンピースによる海洋汚染調査

グリーンピースが独自に行った海洋汚染の調査の報告が出ました。

・5月3日~9日にかけて、原発から南30ー65kmのエリア(水産庁が調査しているエリアと重複)にて21サンプルを採取。

・フランスとベルギーの研究所にて、21サンプル(海草14種類・貝類7種類)を調査

・分析対象:セシウム134、セシウム137、ヨウ素131

・結果:海草3種類10万ベクレル/kg以上で暫定基準値の50倍以上。21のサンプルのうち14のサンプルは暫定基準値を超えている。

  • エゾイソアイナメ(福島県小名浜港で採取)から 1kg あたり 857Bq のセシウム(Cs-134 + Cs-137)を検出
  • カキ(福島県四倉港で採取)から同 740 Bq のセシウムを検出
  • マナマコ(福島県久ノ浜港で採取)から同 1,285 Bq のセシウムを検出
  • アカモク(福島県江名港で採取)から同 127,000 Bq のヨウ素(I-131)および同 1,640 Bq のセシウムを検出
・結論
  • 海藻類3サンプルで、1キロ当たり100,000ベクレルを超える放射性ヨウ素を検出。日本政府の定める暫定規制値の約50倍。半減期の短いヨウ素の大量検出は、原発から海への放射性物質の放出が続いていることや、莫大の量の汚染水が過去2か月の間に放出されたことを示唆。

  • 13サンプルで放射性セシウムが暫定規制値を超える。半減期の長いセシウムの大量検出は、汚染が長期にわたることを示唆。
  • エゾイソアイナメ、ナマコ、ヒトデなど、海の底に生息する種からも暫定規制値を超える放射性セシウムを検出。汚染が海の底にも広がっている可能性を示唆。
  • 最も汚染された海藻を年間1キロ摂取すると、2.8mSvの内部被ばく量に値する。
  • 広範囲にわたり高レベルの放射物質が見つかった。政府が言う「放射性物質は海で希釈される」という説は疑問。

以上、要点のまとめです。

気になるのは、半減期の短いヨウ素がいまだに多く検出されていること。
冷却し続けなければならない・・・汚染水もどんどん増えますよね。やっぱり公表以上に漏れてしまっているのか。
汚染状況がもっと公開されるべきというのが第一。そして個々人で判断すべきだと思います。
私は海が大好きだから、汚染が広がってしまうのが本当に悲しいです。

汚染水からの放射能除去技術は、フランスのアレバ以外にも、金沢大で開発された放射性物質を捕まえる粉や日本ポリグル株式会社と大阪大学の合同研究グルーが開発した納豆のネバネバに含まれる主成分で汚染水を浄化する薬品等もあるようです。金銭的な問題もあるのかもしれないけれど、、注水し続ける限り汚染された水も増えていくので、少しでも漏出が食い止められますように。。

0 件のコメント:

コメントを投稿