2011年6月22日水曜日

チェルノブイリから学ぶ

キエフ病院の子供たち 2011 チェルノブイリがもたらしたもの

↑イタリア国営放送RAI2によるドキュメンタリーレポート。

「キエフ市は事故現場から南へ約130キロの距離。博士によると、爆発時には東から西への風が吹き、その後、風は北へ、さらに北東への流れに変わった。キエフ市では4月30日に初めて放射能を検出したが、年間の放射線量は許容値の20分の1程度にとどまると推定された。11時間に及ぶ議論の末、住民の健康に影響ないとして、疎開しないことを決めたという」(朝日新聞)


チェルノブイリ事故から25年経った今でさえ、多くの子供達が1歳未満で病死。生存率は10%。


ジャーナリスト・高世 仁さんが、今回の原発事故後に現地取材をしてくださっています。


↑チェルノブイリ事故から10年後。 NHKスペシャル 終わりなき人体汚染① 1996年。
その② http://www.youtube.com/watch?v=LqoZjRvb60o&feature=related
その③ http://www.youtube.com/watch?v=2UjsjWNRxAY&feature=related
その④ http://www.youtube.com/watch?v=7uT_ZnvHgTk&feature=related


中鬼と大鬼のふたりごとさんより。


10年後のNHKスペシャルでは、低濃度汚染地帯に区分されたベラルーシ・ポレーシア地方のゼルジンスク村の話が出てくる。ここは原発から約200km離れており、だいたい福島から東京までの距離と同じである。この村の住民は自給自足的農業を営んでいるため、高濃度の汚染地帯の食品は食べていない。それでもこの村の住民の体内被曝レベルが高濃度汚染地帯のそれとあまり変わらないほど高いレベルであったという事実は重大である。なぜなら「安全」であるはずの低濃度汚染から出荷された食品を主に食べているすべての人々が同じような事態に直面していると推測されるからだ。


NHKスペシャル(終わりなき人体汚染、汚された大地で)のまとめ。


■ 10年後の人体への影響

(1)小児甲状腺ガンの急増: 4年後から顕著な増大、のど切開手術
(2)死産増加: 10代で被ばくした母、通常2cmの胎盤が5cmに
(3)染色体変異: 被曝量に比例して染色体(生殖器なら遺伝情報)が破損する割合が増加していた
(4)原発作業員の平均寿命44歳: ガン・心臓病・白血病・記憶障害・神経細胞破壊・躁鬱自殺など
(5)「安全」とされていた低濃度汚染地域で大量の体内被曝が進行していた: 生態濃縮で高濃度となった放射能が、自給自足型の農村の住民の体内に蓄積していた

■ 20年後の人体への影響

(1)成人甲状腺ガンの急増: 小児甲状腺ガンは事故10年後がピークだったが成人のガンはその後に急増
(2)先天性障害児(奇形児)の増加: ベラルーシでは事故前は1万人中50人だったが2000年に110人と2倍以上に増加
(3)引き続き原発作業員の死亡相次ぐ
(4)「安全」とされていた低濃度汚染地域(原発から100 - 400km)でガンや白血病の発症が増加


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